Notebook LM音声概要×自社ポッドキャストで情報共有を10倍速にする方法
はじめに ― たった2週間で世界が変わった
4月30日にNotebook LMの「音声概要(Audio Overview)」が日本語を含む50 言語で解禁されました。アップロードした資料をAIが対話形式のポッドキャストに変換──しかも個人用Googleアカウントがあれば今すぐ無料で試せるという衝撃のアップデートです
どんなラジオができたか?
ためしに私も塾生さんたちといくつかつくってみました
- 小規模事業者持続化補助金ガイド(8:53)
- 大谷翔平の軌跡:契約、慈善、影響(6:53)
- SAT法 (こころのケア)(6:31)
- みんなのAI実践塾 みんなのノート(4:31)
- 実践するドラッカー[思考編]講座のワークブック(6:09)
- 3月に発売絵本『ココたろうとおかん』とゆるくせイラストの個展()
- 経営に生きる仏教システム 松村寧雄著(7:16)
- レビーカラーと一筆遊び(7:24)
衝撃的過ぎました!
NotebookLM 音声概要作成方法(動画解説)
詳しくは以下の動画で解説させていただきました。
いま動いた企業は何をしているのか?
では、他の企業は何をしているのか?
ChatGPTのディープリサーチをつかって「今」の動きを掴んでみました。
- クラウドインテグレーター・クラスメソッド社
英語技術書をNotebook LMに放り込み、流暢な日本語ポッドキャストを生成してエンジニア研修に即投入。「新規情報のキャッチアップ方法が根底から変わる」と社内ブログで評判に。(クラスメソッド発「やってみた」系技術メディア | DevelopersIO) - マーケティング担当者の実話
分厚い競合分析レポートを音声概要へ。通勤中に聴くだけで主要トレンドを把握でき、分析スピードが“倍速”になったと報告。(note(ノート)) - 生成AIベンチャー Shift‑AI
社内ナレッジをまとめてアップし、「自分専用社内ラジオ」を毎朝10分で配信。新人オンボーディングコストを圧縮すると同時に、部門横断の情報共有を強化。(AIの情報インフラを構築し、日本のAI推進を加速)
経営者が今すぐ押さえるべき5大インパクト
- 情報伝達コストを90%削減
テキスト長文→AIポッドキャストで「読む」時間をゼロに。移動・隙間時間を有効活用。 - 社内エンゲージメント向上
トップメッセージや月例報告を“耳で聴く社内ラジオ”化。社員の視聴完了率が飛躍的に伸びる事例が続出。(AIの情報インフラを構築し、日本のAI推進を加速) - ナレッジ資産の再活用
既存のPDF・議事録・動画を即座に音声教材へ。部門ごとの「暗黙知」を組織全体に展開。 - 採用・広報ブランディング強化
社外向け公式ポッドキャストも“ワンクリック量産”。求職者へのカルチャー発信や顧客教育に。(The Verge) - “AIネイティブ”文化への布石
5月2日にGemini 2.5 FlashがNotebook LMに統合され、複雑な質問にも即応答できる環境が整備。AIリテラシーを組織標準に。(Android Central)
48時間以内に取るべきアクションプラン
ステップ | 所要時間 | やること |
---|---|---|
1 | 5分 | 〈準備〉個人Googleアカウントで Notebook LM にログインし、「出力言語→日本語」を選択。(blog.google) |
2 | 10分 | 〈試作〉社内プレゼンPDF or 議事録MP3をアップロード → 「Audio Overview→Generate」。 |
3 | 15分 | 〈評価〉経営陣・幹部3名で試聴し「再生完了率・理解度」をアンケート。 |
4 | 30分 | 〈ローンチ〉社内Slack/Teamsに “CEOラジオ第0回” を配信。再生数をトラッキング。 |
5 | 1日 | 〈スケール〉情報システム・人事・営業の各部門で週1本の音声概要を定常配信。 |
いますぐ動く理由
- 先行者メリット:社内音声メディアは“空き地”。早期導入で社員の耳を独占できます。
- コストゼロ:現段階では無料枠で十分検証可能。試さない理由がありません。
- 競合は既に動き始めている:上記3社のような実験は始まっています。半年後に“情報共有DX”に差が出るのは確実です。
結論 & CTA
「読む経営」から
「聴かせる経営」へ。
まずは1本、あなたの社長メッセージをNotebook LMでポッドキャスト化し、明日の朝会で社員に聴かせてください。
反応を見れば、次の投資判断は一目瞭然です。
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と、まとめてくれました。
ラジオが生まれた1925年から今年で100年。
誰しもラジオ番組がつくれてしまう時代になりました。
しかも今年から来年あたりには、誰しもテレビ番組がつくれてしまう時代に入りそうです。
さて、あなたは何をしますか?