AI実践塾で学ぶ!名刺管理からブランディングまで〜初心者でもわかるGASの活用法〜 2025年2月23日6時
こんにちは!AI初心者・男女コミュニケーション心理士®︎の小室友里です。アラフィフ女性起業家として、エンターテイメント業界から起業し、現在は男女心理の違いを多様性理解へと繋げる研修をしています。今回はAI実践塾での学びをシェアします!

朝から熱気あふれるAI実践塾
朝8時、画面越しに元気な挨拶が飛び交います。今日のAI実践塾は日曜日ということもあり、参加者は少なめ。でも、その分濃密な時間になりそうです。
「おはようございます!」
サトウ先生(ザロ先生)が画面に登場し、朝のセッションが始まりました。参加者たちがそれぞれ自己紹介と昨日のグッド&ニューを共有していきます。
コミさん:「おはようございます。札幌です。昨日の女子会歩行会楽しかったです。えっと、ガスとエクセルマクロのコーディングの中身について知りたいです。」
ヨッちゃん:「香川県でブログや情報発信を教えています。昨日風邪で倒れていましたが、今日はガスでどんなことができるか、バリエーションを知りたいです。」
キチャン:「大阪で絵手紙を教えています。昨日の女子会・歩行会、ありがとうございました。今日は皆さんの悩みを聞いて、一緒に学びたいと思っています。」
ナッちゃん:「島根で介護、薬局、障害などやっています。名刺管理ができるといいなと思います。」
ヒロちゃん:「岡山でえほんサックとイラストレーターをしています。昨日は元同僚の保育士さんから励ましの電話をもらって勇気が出ました。」
ロクホンさん:「コスブロをされています。酵素ブロを見ている方です。今日はガスをやります。」
ユキさん:「埼玉県の製造業です。昨日は外出して仲間との交流が良かったです。」
サキちゃん:「ファッションスクールを主催しています。新潟です。毎日の朝活で800回を迎える方のお祝いができて良かったです。」
ナミさん:「ビリギャルことビリシフでやっています。福岡からです。昨日サムゲタンを作りました。皆さんのガスを見させていただきたいです。」
サトウ先生:「マーチャート認定コーチなどをしています。昨日は千葉で大人たちが集まる会に参加して面白かったです。今日は皆さんの悩みを聞いて、ガスについて解説していきます。」
名刺管理の実践—AIの力を借りて
サトウ先生は今日のテーマの一つである「名刺管理」から始めました。
「まず、練習用のスプレッドシートを作りましょう。学ぶときは失敗してもいい環境を自分ですぐ作るというのがとても大切です」
サトウ先生が画面共有で見せてくれたのは、「みんなのAI実践塾ガイド」の中にある「名刺管理アシスタントOCR君」というツール。名刺の写真を撮って送ると、自動でGoogleスプレッドシートに情報が入力されるシステムです。
「でも、ChatGPT 4.0のOCRの精度はまだまだなんです。今はO1の方が全然いいです」とサトウ先生。
実際に試してみることに。ヒロちゃんの名刺を使って検証します。
ChatGPT 4.0では名前が「サン スペース 松山 共誰やね」と判定されてしまいました。
「全然違いますね(笑)」と皆で笑いが起こります。
一方、O1で同じ名刺を読み取ると…
「だいぶ正確に出ましたね!O1の方が圧倒的に力がいいです」とサトウ先生。
サトウ先生はさらに解説を続けます。「O1では、『私は経営者です。名刺交換した名刺を整理したいので、写真を分析し、CSVフォーマットで抽出してください』というプロンプトを使うとうまくいきます」
ナッちゃんが質問します。「これをどこに貼ればいいですか?」
「このままコピーして、自分の練習用スプレッドシートに貼り付ければOKです」とサトウ先生が答えます。
個人情報の取り扱いについて
ここで、ロクホンさんから重要な質問が。
「よく個人情報とか会社の情報とか入れちゃいけないとかってありますが、これは大丈夫なんですか?」
サトウ先生は丁寧に説明してくれました。
「まず個人情報の定義から行きますと、個人を特定できる情報です。名刺はもちろん個人情報になります。ChatGPTのチームプランであれば、学習データには使わないと言っているので、基本的には個人情報を入れてもいいと考えています」
「ただし、100%安全かと言うとそうではありません。システム的に個人情報が漏洩する可能性はゼロではないですが、多くは人的ミスによるものです」
「個人の場合は、データ追加設定の『全ての人のためにモデル改善する』をオフにすれば、学習データには使われません」
画面で実際にその設定を見せながら、サトウ先生は続けます。「ここをオフにすれば、履歴には残りますが、学習モデルには使われません」
スプレッドシートからPDFへの出力—実用的なテクニック
次に、アラちゃんからのリクエストで、「スプレッドシートからPDF化するストレスチェック」について取り上げました。
アラちゃんは研修参加報告をPDF形式で出力したいとのこと。サトウ先生はスプレッドシートの印刷設定を調整しながら解説します。
「まず印刷プレビューで見てみましょう。ページ設定で、ヘッダーとフッターを追加するといいですね。ページ番号やシート名を入れておくと、ホッチキスが外れた時にどのページか分かります」
サトウ先生はさらに続けます。「自動でPDF出力までするのか、それとも確認してから手動で出力するのか、そこは考える必要があります」
「なんでもかんでも自動化すればいいというわけではありません。確認という人間のプロセスが入るなら、印刷ボタンを押すだけでいいかもしれません」
この実践的なアドバイスにアラちゃんは納得した様子。
「ありがとうございます!」
ビジネスの本質—ブランディングと価値提供
セッションの後半では、ナミさんが作成した「ここなら」でのディープリサーチサービスについて、熱い議論が交わされました。
ナミさんは競合分析をして2万円で「ディープリサーチ」サービスを提供しようとしていましたが、サトウ先生からは厳しい指摘が。
「このタイトルとこの値段では響かないですね」と別の参加者からも意見が。
「ディープリサーチという言葉自体が分かりにくいです。何でも調べますよ、という分かりやすさがないかなと思います」
サトウ先生は本質的な部分を指摘します。
「自分が何者かを明確にしないと、人は応援してくれません。私の名前を使うなら、ちゃんと関係性を示し、あなた自身のプロフィールをきちんと書くべきです」
「実績がないからとか言い訳になりません。ディープリサーチは5分でできるものを、自分自身で実践してみないと同じことの繰り返しになります」
この指摘を受けて、ナミさんは「自分の本当の姿をちゃんと分析します」と決意を新たにしました。
学びの本質—素直に行動することの大切さ
サトウ先生はヒロちゃんの例を挙げて、学びの本質について語りました。
「ヒロちゃんは言われたことを素直に聞いて実行しています。何のために絵本を書いたのか、何してほしいのか、明確です。シンプルだけど、それが経営理念であり、熱量を込めて伝えれば人は動くんです」
一方、自分の固定観念にとらわれすぎると、せっかくのアドバイスも活かせないと指摘します。
「マンダラチャートの本質は『空』なんです。全てが変化しつつ、その中で流れを見て、柔軟に対応していくこと。固まった思考パターンから抜け出さないと次に進めません」
学びを実践へ—私の気づき
今回のAI実践塾では、単なる技術的なスキルだけでなく、ビジネスにおける本質的な考え方まで学ぶことができました。特に印象に残ったのは:
- AIツール(特にChatGPT O1)の驚くべき進化と実用性
- 自動化と手動のバランス—何でもかんでも自動化すればいいわけではない
- 自己ブランディングの重要性—何者であるかを明確に示すこと
- 素直に行動することの大切さ—アドバイスを受けたら実践してみる
私自身、AIはまだまだ初心者ですが、こうした実践的な場で学ぶことで、少しずつでも理解を深めていきたいと思います。特に名刺管理やPDF出力など、すぐに使えるテクニックは自分の仕事にも活かせそうです。
そして何より、サトウ先生の「固まった思考パターンから抜け出す」という言葉は、AI以外の場面でも心に留めておきたいメッセージでした。
次回のAI実践塾では、今日学んだことを実践した結果を共有できたらいいなと思います。皆さんも、少しずつでいいのでAIツールを試してみてくださいね!
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