概要
「人事チームビルディングコース S」は、
- 業務報告など現場の実務データをもとに、
- コンピテンシーやスキルマップ、ジョブディスクリプション、職業能力開発シートを整備し、
- 人事評価やフィードバックの実践力を高めることを目指すプログラムです。
チャットボット(ChatGPTなどのAIツール)を適宜活用しながら、Googleスプレッドシートでスキル可視化を行い、組織全体の成長と活性化に寄与する仕組みづくりを学びます。
採用管理部分を除いた形で、既存社員の能力把握と育成、評価にフォーカスした内容です。
特長
- 業務報告をもとにスキル可視化
- 日々の仕事のアウトプットやプロジェクト報告から、必要なスキル・コンピテンシーを抽出。
- 具体的な業務内容との紐づけで、より実践的な人材育成の基盤を構築。
- Googleスプレッドシート×AIの連携
- ExcelではなくGoogleスプレッドシートを使い、リアルタイムで共同編集&更新。
- ChatGPTなどのAIツールと連携し、スキルツリーや行動指標のアイデアを効率的に生成。
- 評価制度とフィードバックの実践
- 公正な人事評価項目の設計や、面談でのフィードバック技法を演習形式で学習。
- AIによる“ロールプレイ”機能も活用し、実際の評価面談をスムーズに進めるための練習を実施。
- チームビルディングと辞書(Dictionary)作成
- 作成したコンピテンシーやスキル定義を“用語集”化し、社内で共有しやすい形に。
- 部門・チーム間の認識を統一し、共通言語でのコミュニケーションを活性化。
対象者に推薦される方
- 人事担当・人事リーダーで、既存社員のスキル可視化と育成計画を整備したい方
- チーム責任者・マネージャーで、評価制度や面談スキルを強化したい方
- AIやクラウドツールを活用し、人材育成や人事評価の効率を上げたい経営者・企画担当
獲得できるスキル
- 業務報告を活用したコンピテンシー抽出スキル
- 日常業務の言語化・整理から、求められる行動特性をまとめる手法
- スキルマップとスキルツリーの設計能力
- GoogleスプレッドシートとAIを駆使して、社員の能力を見える化
- ジョブディスクリプション・職業能力開発シート作成
- 人事評価とフィードバックの実践力
- 評価制度の基礎構築と、面談でのコーチング・フィードバック技術
- 社内Dictionary(用語集)の作成・運用スキル
- スキルやコンピテンシーを共通言語化し、チームの認識ギャップを解消する仕組みづくり
開催日程
- 2025年3月12日(水) 13:00-16:00
- 2025年3月19日(水) 13:00-16:00
- 2025年3月26日(水) 13:00-16:00
(全3日・計9時間のコースです)
カリキュラム詳細
Day1(2025年3月12日 13:00-16:00)
テーマ:業務報告を活用したコンピテンシー設計とスキルマップの基本
時間 (分) | 内容 |
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0:00 – 0:10 | オリエンテーション– 3日間コースの全体像とゴール- 業務報告と人材育成の関連性 (10分) |
0:10 – 0:30 | 1. コンピテンシーの基礎– 定義と活用範囲- 業務報告を通じて抽出するポイント- ChatGPTで「行動特性キーワード」を生成する例 (20分) |
0:30 – 0:50 | 2. スキルマップの基本構造– 必要スキルの洗い出し方法- レベル定義(初級/中級/上級 など)の決め方 (20分) |
0:50 – 1:00 | 3. 演習(1):自組織の業務報告分析– 参加者が持ち寄った例や架空ケースで業務内容を列挙- そこから見える主要スキル・コンピテンシーを抜き出す (10分) |
1:00 – 1:10 | 休憩 (10分) |
1:10 – 1:35 | 4. Googleスプレッドシートでのスキルマップ作成準備– Excelではなくスプレッドシートを活用するメリット- シート設計とリアルタイム共同編集のコツ (25分) |
1:35 – 2:00 | 5. 演習(2):スキルマップ項目のたたき台づくり– 業務報告から抽出したコンピテンシー・スキルをシートで整理- ChatGPTによる項目の追加・修正 (25分) |
2:00 – 2:25 | 6. スキルマップの共有と活用事例– チーム単位・部署単位での展開方法- 定期的な更新・運用のポイント (25分) |
2:25 – 2:45 | 7. チームビルディングへの応用– 各メンバーの得意分野を可視化するメリット- コラボレーションを促進する施策 (20分) |
2:45 – 3:00 | まとめ・質疑応答 (15分) |
Day2(2025年3月19日 13:00-16:00)
テーマ:GoogleスプレッドシートとAIによるスキルツリー & Dictionary作成
時間 (分) | 内容 |
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0:00 – 0:10 | オリエンテーション– Day1の復習・質問共有- Day2のゴール:スキルツリー構築と用語集(Dict)の作成 (10分) |
0:10 – 0:30 | 1. スキルツリーの考え方– スキルマップとの違い・補完関係- 階層構造で捉えるメリット (20分) |
0:30 – 0:50 | 2. 演習(1):AIを活用したスキルツリー要素の抽出– ChatGPT等で抽出したスキルを階層分解し整理- Googleスプレッドシートで見やすく編集 (20分) |
0:50 – 1:00 | 3. Dictionary(用語集)作成の意義– コンピテンシー定義・スキル定義の社内共有を円滑に- 例:用語の誤解を防ぎ、評価基準を統一する (10分) |
1:00 – 1:10 | 休憩 (10分) |
1:10 – 1:35 | 4. 演習(2):Dictionaryドラフト作成– スキルや行動特性の定義をテキスト化- ChatGPTを使った定義文のブラッシュアップ (25分) |
1:35 – 2:00 | 5. ジョブディスクリプションとの連動– 業務タスクを参照し必要スキル・責任範囲を明示- スキルツリー / Dictionaryの活用でJDの精度を高める (25分) |
2:00 – 2:25 | 6. 職業能力開発シートへの落とし込み– 現状スキルと目標スキルの差分整理- 行動計画の策定と進捗レビュー手順 (25分) |
2:25 – 2:45 | 7. チーム発表 & 相互レビュー– 作成したスキルツリー/Dictionaryを共有し合う- 運用上のアイデア・改善点をディスカッション (20分) |
2:45 – 3:00 | まとめ・質疑応答 (15分) |
Day3(2025年3月26日 13:00-16:00)
テーマ:人事評価とフィードバックの実践+スキルマップの運用
時間 (分) | 内容 |
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0:00 – 0:10 | オリエンテーション– Day2の復習・質問共有- Day3のゴール:人事評価・フィードバックを実践に落とし込む (10分) |
0:10 – 0:30 | 1. 評価制度設計の基本と公正性– 評価項目(成果・行動・スキルなど)の設定- コンピテンシー・Dictionaryとの連動 (20分) |
0:30 – 0:50 | 2. 評価プロセスとスケジュール– 期初目標設定から中間面談、期末評価まで- クラウドツール・Googleスプレッドシート連携例 (20分) |
0:50 – 1:00 | 3. 演習(1):評価シート例の確認・作成– スキルツリー/Dictionaryを参照した評価項目- コメント記入の練習 (10分) |
1:00 – 1:10 | 休憩 (10分) |
1:10 – 1:35 | 4. フィードバック面談の技法– コーチング・傾聴スキル、面談シナリオのポイント- チャットボットで“予行演習”をする方法 (25分) |
1:35 – 2:00 | 5. 演習(2):ロールプレイ– Aさん(評価者)×Bさん(被評価者)のシミュレーション- 具体的なフィードバック&対応策を試行 (25分) |
2:00 – 2:25 | 6. スキルマップとDictionaryの定期メンテナンス– 面談や評価結果からアップデートする仕組み- チームビルディングへの継続的な応用 (25分) |
2:25 – 2:45 | 7. 組織全体への展開とトラブルシュート– 認知・活用促進の社内コミュニケーション- 事例:評価時の不公平感や抵抗への対処法 (20分) |
2:45 – 3:00 | まとめ・質疑応答 (15分) |
研修の進行方法
- オンライン開催
- Zoom等を利用し、自宅やオフィスからご参加いただけます。
- レコーディングした研修内容は後日共有いたします。
- 使用機器・環境
- パソコン、インターネット接続環境
- ChatGPT有料アカウント(無料プランですと質が悪く使用制限にかかる可能性があるため推奨しません)
- GoogleスプレッドシートやZoomの画面共有に不安のある方は事前にご相談ください。
受講料金
24時間365日チャットボットによる相談
企業のAI導入・リスキリング講座相談
このチャットボットは、対話形式で顧客業界や事業内容をヒアリングし、バリューチェーン別の生成AI活用プランを提案、さらに最適なリスキリング講座まで案内するAIコンサルタントです。
AI学習のコンシェルジュ
みんなのAI実践塾は、AIを駆使してスキルを高め、組織の発展に寄与する学びと実践の場です。コンシェルジュGPTS「大塚麗夏」が、入会者をサポートし、安心して学習を進められるように案内します。朝活や昼活、アーカイブによりChatGPTやCanva、Googleスプレッドシートなどを活用した実践的な学びが可能。2025年には自立型AIが普及し、AI技術が不可欠に。塾では業務効率化やデータ分析、デザインまで、多彩なスキルを身に付けられます。
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