みんなのAI実践塾 11月勉強会レポート:教育・営業・学習ゲームでAIが切り開く新時代!

こんにちは!IT初心者レポーターのカキコです(^^)/寒くなってきましたね~。
今回は「みんなのAI実践塾」の11月の月例勉強会に参加してきました!
教育現場でのAI活用から、営業データの分析、そして楽しい学習ゲームまで、どれも目から鱗の事例ばかり。
今回も興奮気味でレポートさせていただきますね!

開会挨拶:もはやAIは新しい”電気”である

AIと壁打ちしないと勝てない時代へ

冒頭、松山塾長が私たちに衝撃的な事実を投げかけてくれました。

「残念ながら、AIは避けれるという考えは間違いです。AIはインフラのように、電気が街にやってくるように、もう隅々までAIがやってきます。まずはその事実を受け止める必要があります」

実は既に私たちのスマートフォンにもAIが搭載されていて、気づかないうちに使っているんだそう。でも、ただAIに振り回されるのではなく、AIをうまく活用して「新しい時代の天才」になれる可能性があるんですって!

松山塾長は「AIトレーナーが当たり前の時代です。会議でもAIを入れない会議は業務効率が悪いと言わざるを得ません」と話していました。確かに、AIを使いこなすスキルは、もはや必須なのかもしれませんね。

事例①:学童保育×AI – 子どもたちの成長を見守る新しいカタチ

教育×AI 業務効率化し子どもたちと向き合う時間を増やす 倉敷かがやきっず

最初の事例発表は、岡山県倉敷市で子育てサポート施設「かがやきっず」を運営する黒川先生!障がいのある子もない子も一緒に通える施設で、AIを活用した革新的な日報システムを導入されているんです。

黒川先生がまず強調されたのは、保育という仕事の特殊性についてでした。

「保育や教育の世界は、比較的答えがないと言われる世界です。私たち自身が感情をコントロールしながら働いていかなければいけません。そのためには、自分の保育を自分の言葉で語っていく、すなわち自分との対話というのが必須のスキルなんです」

この考えのもと、音声入力で簡単に記録を残せるシステムを開発したそうです。例えば、こんなやり取りを見せていただきました↓

スタッフ:「外での保育をしました。落ち葉の掃除をしながら子どもたちの様子を見守りました。トラブルが起こりそうになったら介入しようと思っていましたが、子供たちが安心して遊べるよう、見える位置にいることを心がけました」

AI:「本日の保育では、外遊びの環境で子どもたちの自主性を重視した見守り保育を実践。安全面に配慮しながらも、子どもたちの自発的な活動を促す立ち位置を意識して関わりました…」

なんと!この音声をAIが文章に整形するだけでなく、子どもの成長記録や職員の振り返りにも活用できる形に加工してくれるんです。さらに驚いたのが、このシステムを使うことで、以前は記録に追われていた時間が激減し、その分を子どもたちと向き合う時間に使えるようになったとか!

黒川先生は「AIはあくまでも手段です。高度なデジタル処理を支えているのは、現場で働く人たちの思いを言語化する力なんです」と強調されていました。AIと人間の役割分担が絶妙だなぁと感心しました!

事例②:営業×AI – 顧客の声を”見える化”する革新的アプローチ

Googleスプレッドシートに顧客とペットの履歴を記録 AIにより分析を行う

続いては、なでしこTOKYOの宮内社長による事例発表!動物用の医療機器レンタル事業で、AIを活用した音声データ分析に挑戦されているそうです。

宮内社長がAI導入を決意したきっかけが印象的でした。

「現場のスタッフは、お客様から素晴らしい声をたくさん聞いているのに、私に入ってくるのは『こんなこと言ってた人がいました』程度の情報量なんです。その貴重な声が、メーカーにも、社会にも十分フィードバックされていない。これはもったいない!と思ったんです」

でも、IT系が得意ではない社員が多い中で、どうやってAIを導入するか。宮内社長が選んだのは、「できるだけライトなところから、自分ができる範囲内からやる」というアプローチでした。

具体的には、スタッフが顧客との対応が終わった後に、その日どんな会話があったか、どんな反応があったかを音声で報告として記録。その音声データをAIで分析することで、製品の改善点や、より効果的な営業戦略を導き出そうとしているそうです。これは、お客様との会話を直接録音するのではなく、接客後にスタッフが振り返りとして音声入力するという、プライバシーにも配慮した形での取り組みなんです。

特に印象的だったのは、「経営者が『これやったらいいよ』と言っても、社員さんがそれに慣れるまでには時間がかかる。だからこそ、無理なく始められるところから始めることが大切」というお話。私みたいなIT初心者でも、身構えすぎずに始められそうって思えました!

事例③:忍者修行でAIマスターに!?画期的な学習ゲーム

忍者ゲームでChatGPTを覚える!?画期的な学習方法

最後は、松山塾長による「チャットGPT忍術」の紹介!これが予想以上に面白かったんです!

チャットGPTの使い方を忍術に見立てて、ゲーム感覚で学べる学習システムを開発したそうです。例えば「効果的な広告文を作る術」「公園設計のアイデアを出す術」「文章作成の術」など、実践的なスキルが楽しく身につけられる工夫が満載でした。

実際の画面を見せていただいたのですが、忍者キャラクターとの対話形式で、プロンプト(AIへの指示)の書き方を学べるんです。例えば、参加者の方が実際に挑戦した場面では…

忍者キャラ:「40代男性向けの化粧品のキャッチコピーを考える術を披露するのじゃ!」 参加者:「ターゲットを40代男性に絞って、肌の悩みに共感する感情的な表現を入れて…」 忍者キャラ:「85点!感情に訴える表現が秀逸じゃ。さらなる改善点を授けよう…」

このような形で、実践的なフィードバックももらえるんです。松山塾長は「このゲーム形式の学習は、新入社員教育やハラスメント対策、営業トレーニングなど、様々な分野に応用できる」と話されていました。

まとめ:AIは私たちの新しい味方!

今回の勉強会を通じて、改めて実感したのは「AIは決して難しいものではない」ということ。むしろ、私たちの仕事や学びをもっと楽しく、効率的にしてくれる心強い味方になってくれそうです。

特に印象的だったのは、3つの事例に共通する「人間らしさとAIの調和」という視点。AIに任せられることは任せつつ、人間にしかできない部分(子どもとの関わり、お客様との信頼関係作り、学習意欲の引き出し方)により多くの時間を使えるようになる。そんな理想的な形が見えてきた気がします。

次回は12月18日に「会計×AI」がテーマの勉強会があるそう。経理作業の効率化について学べるみたいで、これも楽しみです!

カキコからのワンポイントアドバイス: 「AIの活用は、できることから少しずつ始めるのがおすすめです。今回紹介された事例のように、まずは自分の困りごとを解決する道具として使ってみるところから。私も、この記事を書くときにAIに相談しながら、より分かりやすい構成を考えてみました!」

以上、カキコでした!それでは、また次回~(^_^)ノ

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