AIツールの活用法!みんなで学ぶオンラインミーティングレポート
9月26日木曜朝6時-7時実施。
こんにちは!今回は、AIツールの活用方法について学ぶオンラインミーティングに参加してきましたので、その様子をレポートします。IT初心者の方にもわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
参加者たちの多彩な背景
まず、参加者の自己紹介から始まりました。驚いたのは、参加者の方々のバックグラウンドの多様さです。ITコンサルタントや経営コンサルタント、就労支援に携わる方、そして企業のDX推進担当者など、様々な分野の専門家が集まっていました。
中でも印象的だったのは、玉置さんという方の経歴です。
「のあのシステムの開発しておりまして、その後ですね、東京行ってたんですけど岡山戻ってきてずっと専門学校ですね、そちらの方におりました。専門学校でITもそうですし、色々とですね教えるというか、しておりました」
玉置さんは、システム開発の経験を活かして教育分野に携わり、そして現在は中小企業支援やDX推進のコンサルティングをされているそうです。このように、技術と教育、そして実務をつなぐ役割を担っている方がいるのは心強いですね。
中小企業へのAI導入、どうアプローチする?
参加者の間で特に盛り上がったのが、中小企業や個人事業主へのAI・DX導入についての議論です。多くの企業がデジタル化の必要性を感じつつも、具体的にどう始めればいいのかわからない、というジレンマを抱えているようです。
ある参加者は次のように問題提起しました。
「中小企業さんとか小規模事業者とか、個人事業主とかっていう皆さんに、このAIとか、DXとかっていうのをどう分かってもらおうか。大体が、人によってはDXとITの違いもよくわからんし、そもそもパソコン、わしいらんわとか、めんどくさいから使いとうないわとか」
これは多くの企業が直面している課題だと思います。技術の進歩は速いですが、それをビジネスに取り入れるのは簡単ではありません。特に、長年アナログな方法で仕事をしてきた方々にとっては、大きな変化に抵抗を感じるのも無理はありません。
障害者就労支援×AI?意外な組み合わせが生む可能性
ここで、非常に興味深いアイデアが出されました。障害者就労支援B型施設でAIを活用する、というものです。
かもさんという参加者が、次のような提案をしました:
「B型の就労支援で、基本的には軽作業が多い中で、そういうITの分野で立ち上げたいというところで関わってまして。どういった仕事を受けられるのかなっていうので、昨日ですね、日本画風のイラストレーターの方がいまして。自分の作品をAIでバリエーションを増やしたいとか、AIを使って動画化してSNSに投稿したいって。色々やってみたけどちょっと結構手間だよねっておっしゃってたので」
これは非常に興味深いアイデアです。AIツールを使えば、イラストのバリエーション作成や動画化といった作業を、比較的簡単に行うことができます。そして、その操作自体はそれほど複雑ではないため、障害を持つ方々でも十分に対応できる可能性があります。
これは、クリエイティブな仕事と障害者雇用、そしてAI技術を組み合わせた、非常に革新的なアプローチと言えるでしょう。
ChatGPTとGPT-4 o1-preview、何が違う?
続いて、話題は具体的なAIツールの使い方に移りました。特に注目を集めたのが、ChatGPTの最新版であるGPT-4と、新しいモデルのGPT-4 o1-preview(以下、o1-preview)の比較です。
ザブローさんという参加者が、o1-previewの特徴を次のように説明しました:
「o1-previewの大きな違いは、何回も思考を繰り返すんですね。これが、フレームワークで思考繰り返すようになってるんで。AからBにすぐ変換してだったら全然4.0でいいんです。ただ、ある問題に対していろんな可能性を熟慮しつつ最適な結論を導き出してみたいな、そういったのはo1-previewの方がいいわけです」
つまり、o1-previewは単純な質問応答だけでなく、複雑な問題解決に向いているということですね。これは、ビジネスの現場で直面する複雑な課題に対して、AIがより深い洞察を提供できる可能性を示唆しています。
初心者でも大丈夫!ChatGPTへのアクセス方法
ミーティングの中で、ChatGPTへのアクセス方法についても詳しく説明がありました。IT初心者の方にとっては、こういった基本的な操作方法の解説が非常に役立つはずです。
- ChatGPTのウェブサイト(chat.openai.com)にアクセス
- 「Sign Up」をクリック
- Googleアカウントでログインするか、メールアドレスで新規登録
- 有料版(ChatGPT Plus)にアップグレード
- 画面左上のモデル選択から「GPT-4」や「o1-preview」を選択
これらの手順を踏めば、誰でも最新のAI技術を使い始めることができます。もちろん、有料版を使うかどうかは個人の判断になりますが、まずは無料版から試してみるのもいいでしょう。
AI活用のアイデア満載!YouTuber必見のテクニック
最後に紹介されたのは、AIを活用したYouTube動画編集のテクニックです。これは、動画クリエイターの方々にとって非常に有用な情報だと思います。
- 動画の音声をAIで文字起こし
- 文字起こしした内容をAIで要約
- 要約をもとに、YouTube説明欄用のタイムスタンプ付きトピックリストを自動生成
この方法を使えば、動画の編集作業が大幅に効率化できます。特に、長時間の講義やセミナーの動画を扱う場合、視聴者が必要な部分にすぐにアクセスできるようになるため、コンテンツの価値も高まります。
まとめ:AIは難しくない!楽しみながら学ぼう
今回のミーティングを通じて感じたのは、AIツールの活用は決して難しいものではない、ということです。確かに、技術の詳細を理解するのは専門家の仕事かもしれません。しかし、それを使いこなし、ビジネスや日常生活に活かすのは、私たち一人一人なのです。
ミーティングの最後、ザブローさんがこう締めくくりました:
「本当に皆さんがね、楽しく盛り上がってやっていけるのが1番だと思いますので、引き続きよろしくお願いします」
AIの世界は日々進化しています。でも、恐れる必要はありません。むしろ、こうして仲間と一緒に学び、アイデアを出し合い、楽しみながら新しい技術を探求していく。そんな姿勢が、これからの時代を生き抜くコツなのかもしれません。
皆さんも、身近なところからAIツールの活用を始めてみませんか?きっと、新しい可能性が広がっているはずです。
動画は こちら(塾生限定)