9月18日AI勉強会レポート「AIが変える未来のビジネス」

こんにちは!AIレポーターのカキコです!
今回は、話題沸騰中の「みんなのAI実践塾」第1回に参加してきましたので、その模様をたっぷりとお伝えします。
AIって難しそう、自分には関係ないと思っていませんか?
実は、私たちの日常やビジネスにすぐに活用できるんです!
今回のセッションでは、地方創生、業務効率化、人材評価など、多岐にわたるAI活用事例が紹介されました。
一緒に、AIの驚くべき可能性を探っていきましょう!

AIが変える!中小企業のDX最前線 – みんなのAI実践塾レポート

こんにちは!今回は、先日開催された「みんなのAI実践塾」の月例会についてレポートします。AI時代の到来で、ビジネスの世界が大きく変わろうとしています。特に中小企業にとって、AIをどう活用すればいいのか、具体的なイメージが湧きにくいという声をよく聞きます。

そんな中、この「みんなのAI実践塾」では、AIを実際のビジネスに活用している企業の生の声を聞くことができるんです。今回は、AIを活用したマーケティング戦略、GoogleシートとAIを組み合わせた業務システムの構築、チャットボットによる名刺管理や日報作成の自動化、AIを活用した人材評価と目標設定など、盛りだくさんの内容でした。

それでは、具体的な内容を見ていきましょう!

1. AIが導く新たなマーケティング戦略

まず、村岡大地先生によるAIを活用したマーケティング戦略についての講演がありました。村岡先生は、AIの進化が企業のマーケティング活動にどのような影響を与えるかについて、具体的な事例を交えて解説してくれました。

村岡先生はこう語ります:

「来年、万博があるんですよ。ラグビーワールドカップのGDPの貢献って3450億円なんですよ。20カ国44日でこれだけ叩き出してます。さらに、万博が来るとなると、なんと規模が8倍で、期間も4倍になるんです。」

この経済効果の大きさは、中小企業にとっても大きなチャンスになると村岡先生は指摘します。特に、海外からの来訪者が増えることで、日本の食文化や製品に対する需要が高まると予想されています。

さらに、村岡先生は海外展開の新たな可能性についても言及しました:

「海外ではホームパーティー文化がめちゃめちゃ熱く残ってるんですよね。だから、日本の料理キットを売ると、これめちゃめちゃ文化の相性が良くて、これすごくビジネスチャンスになってます。手軽に家庭で本場の日本食の味を再現できる、これ非常に価値が高いということで、新たな市場になります。」

そして、このようなグローバル展開におけるAIの役割について、村岡先生はこう述べています:

「AIはね、皆さんChatGPT使ってた時にある程度のレベルでマーケティングできたり、商品開発できたり、ストーリーの発信できたりってできるようになりましたよ。さらに言語の壁っていうのはAIがかなり取り除いてくれてます。」

つまり、AIを活用することで、中小企業でも海外市場に向けて効果的なマーケティングや商品開発を行えるようになるというわけです。

2. GoogleシートとAIで作る最強の業務システム

次に注目したいのが、岡氏による「GoogleシートとAIを活用した業務システム」の紹介です。岡氏は訪問看護ステーションを経営しており、その現場で実際に使用しているシステムを紹介してくれました。

岡氏はこう語ります。

「専用ソフトはありますが、使いづらかったりするものもあります。そこで、専用ソフトと連携させながら、GoogleシートやAppsheetなどを使って独自のシステムを作っています。」

具体的には、以下のような機能を実現しているそうです:

  • 日報管理
  • 職員ごとの予定管理
  • 売上分析
  • 顧客の位置情報管理

特に印象的だったのが、売上分析の部分です。CSVデータを取り込み、Googleシートの関数を駆使して自動で分析を行うようになっています。

岡氏はこう説明します:

「このスプレッドシートの素晴らしいのが、関数が1行目にしか入っていないんです。そのため、選んで削除しても消えないんですよ。式が1箇所しかないので、非常に軽い動きになります。」

さらに、GoogleのLooker Studioというビジネスインテリジェンスツールを使って、ダッシュボードも作成しているそうです。これにより、売上の推移や顧客の分布などを視覚的に把握できるようになっています。

3. AIが作る!? チャットボットによる業務効率化

次に紹介されたのは、吉井氏によるチャットボットを活用した業務効率化の事例です。具体的には、名刺管理と日報作成を自動化するシステムを開発したそうです。

吉井氏はこう語ります:

「チャットGPTと仲良くなることで完成しました。」

名刺管理のデモンストレーションでは、名刺の写真をアップロードすると、AIがOCR機能を使って情報を読み取り、自動でデータベースに登録してくれるんです。しかも、一度に5枚の名刺を処理できるようになっているそうです。

さらに興味深いのが、会社の特徴まで自動で記入してくれる点です。吉井氏は次のように説明します:

「会社名と住所を特定できるので、そこからホームページを検索してもらって、そのホームページを読んでどんな会社なのかっていうのも入れてもらうように加工しています。」

日報作成の自動化も素晴らしいですね。音声入力で業務内容を話すと、AIが内容を整理して記録してくれるんです。これなら、面倒な日報作成の時間を大幅に削減できそうです。

4. AIが評価する!? 新しい人材育成の形

最後に紹介されたのは、AIを活用した人材評価と目標設定の仕組みです。日報などのデータをAIに分析させ、社員の強みや改善点、具体的な行動目標を提案してもらうんです。

松山氏はこのシステムについて次のように語ります:

「AIがこうトレーニングしてくれる状態が常にあるわけです。そうすると、AIでトレーニングしている社員としていない社員で、どっちの方が成長が高いかというと、やっぱりこういうごもっともなことを聞きながら、それを目標に改善していった方が成長は早いと思いますね。」

さらに、AIからのフィードバックのメリットについて、こう付け加えます:

「AIなので上司に直接これ言われるとイラッとくるんですよね。でも、AIがこう言うという立場でトレーニングしてくるというのが大きいんじゃないかなと思います。」

確かに、人間関係を気にせず、客観的なフィードバックをもらえるのは大きなメリットかもしれません。

まとめ:AIが変える中小企業の未来

今回の「みんなのAI実践塾」で印象的だったのは、参加者の多くが実際にAIを活用してビジネスを変革している点です。これまで大企業でしかできなかったようなデータ分析や業務効率化が、中小企業でも手の届くところにきているんですね。

村岡先生の講演にあったように、AIを活用することで、中小企業でも海外市場に向けて効果的なマーケティングや商品開発を行える時代になってきています。言語の壁を超え、新たな市場を開拓するチャンスが広がっているのです。

最後に、太田先生が次のようにまとめてくれました:

「AIの活用によって、思いつき的な直感だけの世界から、直感がすでに言語化される世界に今到達しつつあるんじゃないだろうかなという風に思うところなんですね。従って、AIの勉強をしながら、同時にあらゆるところにその適用して、全体と部分を見逃すことなくその構築をしていって、絶えず永久革命をやっていくというな、そういう運命に我々はあるんじゃないのかな。」

AIは確かに強力なツールですが、それを使いこなすのは私たち人間です。AIを味方につけて、ビジネスをより良いものに変革していく。そんな未来が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。

みなさんも、自分のビジネスでAIをどう活用できるか、考えてみてはいかがでしょうか?

動画は こちら(塾生限定)

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